亀の英語はTurtleだけ?Tortoiseとの違いや呼称解説
亀の英語はTurtleだけ?Tortoiseとの違いや呼称解説について徹底解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。
日本語では陸に住んでいようが海を泳いでいようがすべて「カメ」の一言で括られますが、英語では生物学的な生息環境と足の形状によって単語そのものが分かれます。
もっとも根本的な判別基準は「水の中で暮らすか、陸の上で暮らすか」という点です。
- turtle(タートル):主に海や川、池などの水域に生息する水棲・半水棲の亀。
- tortoise(トータス):一生のほとんどを陸上で過ごすリクガメ。
身体的な特徴にも分かりやすい違いが存在します。turtleの手足は水中を泳ぎやすいように「ヒレ状(フリッパー)」になっていたり、指の間に「水かき」が発達していたりします。甲羅も水中の抵抗を減らすため、平たく流線型を描いている個体が多いのが特徴です。
一方のtortoiseは、重い体を陸上で支えるために象の足のような丸く太い柱状の足を持ち、鋭い爪が生えています。甲羅は外敵から身を守るために高く盛り上がったドーム状を形成しています。水に入ると泳げずに溺れてしまうため、生態系としても明確に区別されます。
なお、英語圏の専門用語やイギリス周辺では「terrapin(テラピン)」という単語も使われます。terrapinの意味は、主に淡水や汽水域(河口付近の塩分が混ざる水域)に生息する小型の亀(キスイガメやニホンイシガメなど)を指す語です。北米固有のダイヤモンドバックテラピンなどが代表例として挙げられます。