テレキャスターの弦高調整術!劇的に弾きやすくなる基準値とサドル設定

テレキャスターの弦高調整術!劇的に弾きやすくなる基準値とサドル設定にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

テレキャスターを手にした多くのプレイヤーが「他のギターより弦が硬くて弾きにくい」と感じる背景には、フェンダー特有の25.5インチ(ロングスケール)による強い弦のテンション(張力)があります。弦の張力が強い構造上、弦高がわずか0.5mm高くなるだけでも、フレットを押さえるために必要な握力が大幅に増加します。

弦高を適正値まで下げる最大のメリットは、無駄なフィンガリングの力みを解消し、運指スピードとコードチェンジのスムーズさを劇的に向上させられる点です。さらに、弦を過剰に押し込む必要がなくなるため、ローコードを押さえた際のピッチのシャープ(音程の上ずり)を防ぎ、和音の濁りを解消する効果もあります。

ただし、ただ闇雲に弦高を下げれば良いわけではありません。テレキャスターの弦高を下げすぎると、チョーキング時の音詰まりや、ピッキング時の激しいビビりが発生します。弦の振幅スペースが奪われることで、ダイナミクスレンジが狭まり、テレキャスター本来の抜けの良いアタック感が損なわれるリスクも孕んでいます。「ビビらない限界を見極めつつ、演奏性を最大化するポイント」を見つけ出すことが肝要です。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest