かっこいい男性服イラストの極意!プロの構造表現と配色テクニック
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男性キャラクターを描くうえで、多くのクリエイターが壁にぶつかるのが服の着こなしとシワの処理だ。ストリートファッションならダボッとしたオーバーサイズのシルエットが主役になる。肩落ちのラインや重力で足元に溜まる生地のドレープ感を太めの線で大胆に引くことで、現代的なストリート感が一気に引き立つ。
対照的にスーツ姿では、シャープな裁断と硬質な素材感が命だ。肩パッドが入ったジャケットの角張りや、腰回りのシェイプ、スラックスのセンタープレスを正確な直線でとらえることが求められる。シワは無闇に描くのではなく、肘やひざの曲げ伸ばしに伴う「起点」から放射状に伸びる数本へと絞り込む。余計な線を減らし、影のコントラストを強調することが、スーツの持つ美意識を画面に立ち立たせる秘訣だ。
さらに重要なのが配色テクニックである。ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーを7:2:1の比率で構成するのは基本だが、男性キャラをセンス良く見せるなら「彩度のコントラスト」を計算に入れたい。黒やグレー、ネイビーといった低彩度のベースに、彩度の高い蛍光色や補色を1点差すだけで、洗練されたアーバンな空気が漂う。