ポワントとは?トゥシューズとの違いや初心者が安全に履く基準と選び方
ポワントとは?トゥシューズとの違いや初心者が安全に履く基準と選び方の重要なポイントについて、専門知識を詳しくお届けします。
ポワント選びにおいて最も重要な鉄則は、「他人の評判だけで選ばず、専門フィッターによるフィッティングを受けること」です。人の足は長さだけでなく、幅、厚み、指の長さの比率、甲の出方、筋肉の質まで千差万別だからです。
足の形状は大きく3タイプに分類され、それぞれ相性の良いボックス形状が異なります。
- エジプト型(親指が最も長い):親指の先端に圧力が集中しやすいため、ボックスの先端に向かって自然な傾斜があるテーパード型が適しています。
- ギリシャ型(人差し指が最も長い):人差し指の曲がりを防ぐため、クラウン(甲の厚み)にゆとりがあり、適度なホールド感を持つモデルが向きます。
- ローマ型 / スクエア型(親指から中指までがほぼ同等の長さ):先端が幅広で四角いプラットフォームを持つボックスでなければ、指が重なり強い痛みの原因となります。
国内のバレエ用品店で入手しやすく、実績と定評のある主要メーカーの特徴は以下の通りです。
また、足指を保護する「トゥパッド」の選定も靴本体と同じくらい重要です。初心者は痛みを恐れて厚手のシリコンパッドを選びがちですが、厚すぎるパッドは床を指先で押す感覚を鈍らせ、足裏の筋肉発達を阻害することがあります。現在は、薄手のシリコンジェル入りニットパッドや、通気性と自然な圧迫分散に優れた天然羊毛(ウール)を好みに応じて使い分けるアプローチが主流です。