ぴちょんくんの車とは?ベース車種や公道走行の謎を徹底調査
ぴちょんくんの車とは?ベース車種や公道走行の謎を徹底調査について専門的な視点から解説いたします。専門家の見解をご確認ください。
街で見かけるぴちょんくんの車は、単なるパレード用のフロート(山車)ではなく、日本の保安基準を完全にクリアした登録車です。その中身となるベース車両には、トヨタ自動車がかつて製造していたマイクロプレミアムコンパクトカー「トヨタ・iQ」が採用されています。
トヨタ・iQは、全長3メートルを切る極めて短いボディに大人3名+子供1名(実質3人乗り)が乗車できる革新的なパッケージングを誇った車種です。この極小プラットフォームの上に、熟練のモデラーが手掛けた巨大なFRP(繊維強化プラスチック)製の外殻カウルを精密に架装。頭部のとんがり部分を含めた全長・全高のバランスを保ちつつ、ヘッドライトやウインカー、ワイパーなどの保安部品を絶妙な位置に配置することで、ぴちょんくんの愛らしい顔立ちを破綻なく再現しています。
気になる車内(中身)の構造ですが、運転席まわりはトヨタ・iQの純正インパネやステアリング、CVTシフトノブがそのまま機能する実用的な設計です。メーターパネルやエアコン吹き出し口はベース車の使い勝手を維持しつつ、専用のシートカバーや内装アクセントによって世界観が統一されています。ただし、外殻カウルの形状ゆえに斜め後方の死角が広いため、運転には一般的な軽自動車以上の慎重な安全確認が求められるプロ仕様の設計となっています。