指にとげが刺さったら?痛くない抜き方と取れない時の対処法完全解説
指にとげが刺さったら?痛くない抜き方と取れない時の対処法完全解説の重要なポイントについて、最新情報を取りまとめてご紹介します。
皮膚の浅い層にとげが刺さっている場合や、先端がわずかに皮膚表面から出ている状態であれば、家庭にある日用品を活用して痛みをほとんど感じずに除去することが可能です。ここでは代表的な3つの手法の手順と注意点を解説します。
1. 粘着テープを使った裏ワザ(サボテンや微細なトゲ向け)
サボテンの細かいトゲや、ガラス繊維、細かな木くずが無数に刺さってしまった場合は、ピンセットで1本ずつ抜こうとすると皮膚を傷つけます。このケースでは、医療用サージカルテープや粘着力の安定した布ガムテープを活用するテープで取る裏ワザが極めて有効です。患部にテープを軽く密着させ、トゲの刺さっている方向とは逆の向き(毛並みを逆撫でする方向)へ向かって、皮膚を引っ張りすぎないようゆっくりと一定のスピードで剥がします。皮膚が薄い部分や強い炎症が起きている場所では、皮膚剥離を防ぐためセロハンテープ程度の低刺激な粘着テープを選択してください。
2. 5円玉や50円玉の穴を使った押し出し法
トゲの頭がわずかに皮膚の下に見えているものの、平らな状態ではピンセットで掴めないときに役立つのが5円玉を使った抜き方です。消毒用エタノールで清潔に拭いた5円玉の穴の中心にトゲの頭が来るようにセットし、皮膚に対して垂直にグッと押し込みます。コインの縁によって周囲の皮膚が均一に押し下げられ、中央のトゲの頭だけがピョコンと表面に浮き上がってきます。浮き出た瞬間に、清潔なピンセットでトゲの角度に合わせて真っ直ぐ引き抜きます。
3. トゲ抜きピンセットと針の正しい消毒法
トゲを物理的につまんで引き抜く際は、一般的な毛抜きではなく先端の噛み合わせが精密に作られたトゲ抜きピンセットを使用するのが理想です。先端が細く平らになっている医療用ピンセットは、トゲを途中で切断するリスクを大幅に減らします。皮膚の極めて浅い角質層をわずかに破る必要がある場合は裁縫針を使うケースもありますが、針の消毒方法を誤ってはいけません。ライターの火で炙る「火炎滅菌」は煤(すす)が針先に付着して刺青のように皮膚内に色素沈着を残すリスクがあります。消毒用エタノール(濃度70〜80%)を浸したコットンで針先とピンセットの先端をしっかりと清拭するか、熱湯で数分間煮沸消毒を行ってから使用してください。
また、子供のとげ抜き対処法においては「恐怖心の緩和」が最優先されます。ピンセットや針を見ただけで激しく泣き叫び暴れてしまうと、手元が狂って思わぬケガにつながります。ぬるま湯に数分間指先を浸けて皮膚を柔らかくふやけさせたり、患部に市販のハイドロコロイド絆創膏を数時間貼って皮膚を密閉・軟化させてからテープで優しく除去する方法をとると、痛みを訴えさせずにスムーズに処置できます。