ミジンコの大きさは肉眼で見える?0.5〜5Mmの真実とメダカの餌選び
ミジンコの大きさは肉眼で見える?0.5〜5Mmの真実とメダカの餌選びに関する気になる情報を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
メダカの繁殖シーズンになると、SNSやアクアリウムコミュニティで毎年のように頻出する深刻な失敗談があります。それが「良質な生き餌を用意したつもりが、針子(孵化直後の稚魚)が全滅してしまった」というトラブルです。
原因を追究すると、そのほぼ100%が「ミジンコの大きさと魚の口のサイズ(開口幅)のミスマッチ」に起因しています。
孵化して2〜3日のメダカ稚魚の口径は、わずか0.2mm〜0.3mm未満しかありません。この段階の針子水槽に、いくら栄養価が高いからといってオオミジンコを投入しても、オオミジンコの幼体(約0.8mm)すら捕食できません。それどころか、5mm近くあるオオミジンコの成体が目の前を猛烈な勢いで泳ぎ回ることで、針子が威圧されてストレスを受け、泳ぎ疲れて餓死に至る本末転倒な事態が後を絶ちません。
現場ブリーダーの証言によると、「孵化から2週間までの針子期には、ゾウリムシやインフゾリアなどの微小原生動物か、タマミジンコが産み落とした直後の極小幼体(0.3mm前後)しか物理的に呑み込めない」というのが生物学的な鉄則です。メダカ稚魚の餌ミジンコとして機能するのは実質的にタマミジンコ一択であり、オオミジンコが真価を発揮するのは体長2cmを超えた成魚や親魚の体力づくりに限られます。