脊柱管狭窄症でやってはいけないこと|良かれと思った運動が悪化を招く罠
脊柱管狭窄症でやってはいけないこと|良かれと思った運動が悪化を招く罠に関する主要なデータを丁寧に解説いたします。
Q1:痛みを我慢して毎日ウォーキングを続ければ、狭窄症は筋力で治りますか?
A1:治りません。むしろ神経組織への虚血と機械的圧迫を悪化させるリスクが高まります。間欠性跛行が出現した状態で無理に歩き続けると、神経線維にダメージが蓄積して回復が遅れます。歩数よりも「痛みが出ない範囲での前傾姿勢歩行」や「自転車こぎ運動」へ切り替えるのが医学的に理にかなった選択です。
Q2:腰痛には温めるのが良いと聞きますが、脊柱管狭窄症のお風呂や温熱療法はどうですか?
A2:慢性期においては入浴や温熱療法で局所の血流を促すことは症状緩和に有効です。ただし、長時間の半身浴などで腰を過度に反らせた姿勢を維持したり、湯船から立ち上がる際に急激に腰を反らせたりすると症状がぶり返す危険があります。入浴中も腰を軽く丸めるリラックス姿勢を意識してください。
Q3:ラジオ体操や毎朝のストレッチは続けても問題ありませんか?
A3:種目を厳密に選別する必要があります。ラジオ体操に含まれる「体を後ろに大きく反らす運動」や「勢いよく上体を回旋させる運動」は狭窄部を直接刺激するため、絶対に飛ばしてください。前屈運動や深呼吸、肩甲骨回しなど、腰椎を反らせない動作のみに絞って行うことが重要です。