コムサデモードが消えた真相とは?ブランド終了の理由と現在の購入先
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コムサデモードを語る上で外せないのが、日本の服飾史を飾ったDCブランドブームです。1976年に創業したファイブフォックスは、黒やモノトーンを基調とした都会的で構築的なデザインを打ち出し、バブル期の若者やビジネスパーソンを熱狂させました。上質な尾州産のウール生地や丹念な縫製へのこだわりは、当時の若者文化において絶対的なステータスを誇っていました。
しかし、1990年代後半から2000年代にかけて国内アパレル業界は激変します。バブル崩壊後の消費者の低価格志向、海外ファストファッションの黒船来襲、そして百貨店全体の来店客数減少が重なり、高単価を維持するDCブランド各社は厳しい経営環境へと追い込まれました。
ファイブフォックスは1993年にファミリー層向け低価格帯ブランド「COMME ÇA ISM(コムサイズム)」を立ち上げて郊外型ショッピングセンターへ進出し、大成功を収めました。その一方で、百貨店を主戦場としていたコムサデモードは、店舗網のスリム化と採算性の見直しを余儀なくされ、地方百貨店からの撤退やスクラップ&ビルドを進めることとなりました。