豆苗は生で食べれる?食中毒の危険と2回目再収穫が生食Ngな真相
豆苗は生で食べれる?食中毒の危険と2回目再収穫が生食Ngな真相とはどのようなものなのか? 詳しい意味を整理してお届けします。
市販の初回分が生食可能である一方、家庭での豆苗の2回目生食は全く別の危険地帯に足を踏み入れることになります。根元を水に浸けて育てる「リボーンベジタブル(再生栽培)」は手軽なエコ習慣として人気ですが、ここに潜む食中毒の理由を正しく認識している消費者は驚くほど少数です。
必読記事
家庭のリビングやキッチンで2回目を栽培する場合、閉鎖されたクリーンな工場とは異なり、空気中の落下細菌、調理中の油煙、室内温度(20℃〜25℃の菌の繁殖至適温度)に常に晒されます。特に問題となるのが水中の雑菌繁殖です。植物工場では水流管理や定期的な除菌ろ過が行われていますが、家庭の水受け皿に溜まった水は数時間放置するだけで一般生菌やサルモネラ属菌、黄色ブドウ球菌のエサ場へと変化します。
再収穫した豆苗を食べた後に発生する腹痛や下痢の原因のほぼ100%は、植物自体の毒ではなく、切り口や根元から茎全体へと移行・付着した雑菌の増殖によるものです。水を取り替えていても、スポンジ内部や種子の隙間には目に見えない微生物バイオフィルムが形成されています。
したがって、「2回目の再収穫豆苗は、いかなる場合も必ず75℃以上で1分間以上の加熱調理を行うこと」が鉄則です。炒め物やスープ、鍋の具材として火を通す限りにおいては、食中毒菌を失活させ安全に再利用のメリットを享受できます。