買ってはいけない歯磨き粉の真相|歯科医が警告する危険成分と選び方
今注目を集めている 買ってはいけない歯磨き粉の真相|歯科医が警告する危険成分と選び方について、主要な情報をご紹介しています。
「タバコのヤニを落とす」「ステインを削り取って真っ白にする」とアピールする市販品には、注意が必要です。歯の表面を覆うエナメル質は、人体で最も硬い組織でありながら、一度削れてしまうと二度と再生しない有限の資産です。 歯科界で歯磨き粉の削る強さを測る国際的な指標がRDA(放射性象牙質摩耗度:Relative Dentin Abrasivity)です。 - RDA 0〜70: 低摩耗(安全性が極めて高く、象牙質が露出した人や電動歯ブラシ向き) - RDA 71〜100: 中摩耗(健康なエナメル質を持つ成人の許容範囲) - RDA 101〜150: 高摩耗(ステイン除去に特化するが、連用はエナメル質摩耗リスクを伴う) - RDA 151〜250: 危険領域(米ADA基準の上限値。長期使用は知覚過敏や歯根露出を直撃) 国内のドラッグストアで300円前後で売られている製品の多くには、安価な研磨剤として無水ケイ酸(シリカ)、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウムが大量に配合されています。これらが高濃度で入った歯磨き粉でゴシゴシと横磨きを続けると、歯の表面に無数の微小な傷(マイクロスクラッチ)が刻まれます。削れた傷口にはむしろ色素が沈着しやすくなり、結果として「磨けば磨くほど着色しやすくなり、知覚過敏がひどくなる」という負のスパイラルに陥るのです。