犬がお手を覚えない本当の理由とは?プロが明かす心理としつけ手順
犬がお手を覚えない本当の理由とは?プロが明かす心理としつけ手順についての最新情報を徹底解説します。
犬に無理な負担をかけず、自発的に楽しくマスターさせるための犬のお手教え方として、現在主流となっているのが「おやつ誘導法」です。この手法を用いれば、子犬はもちろん成犬のお手教え方としても高い成功率を誇ります。以下の3ステップで実践してください。
ステップ1:おやつを握った手で前足の自発的な動きを引き出す
愛犬を「おすわり」の姿勢にさせます。小さくちぎった嗜好性の高いおやつを片手の中に握り込み、愛犬の胸元より少し低い位置に差し出します。犬は匂いを嗅ぎ、舌で舐めようとしますが、手は開かずにじっと待ちます。口で取れないと分かると、犬は自然と「前足を使って手を開かせよう」と前足をちょんと乗せてきます。
ステップ2:足が触れた瞬間に報酬を与えて言葉をリンクさせる
犬の前足が飼い主の手に触れたまさにその瞬間、「YES!」や「いい子!」と声をかけ、握っていた手を開いておやつを食べさせます。これを1回あたり2〜3分、5〜6回繰り返します。前足を置けばおやつがもらえると理解したら、手を差し出す直前に短く明瞭に「お手」と声をかけ、言葉と動作を結びつけていきます。
ステップ3:おやつを持たない手(サイン)へ移行する
自発的にお手ができるようになったら、おやつを持っていない空の手を差し出し「お手」と指示します。前足を乗せたら、もう片方の手やポケットからおやつを取り出してご褒美を与えます。「手におやつが入っていなくても、指示に従えばご褒美が出る」状態になれば完成です。