警察官僚の出世コースはどう決まる?トップへ上り詰める選別の真相と年収
警察官僚の出世コースはどう決まる?トップへ上り詰める選別の真相と年収とは一体何なのか? 背景や要点を整理してお届けします。
同じ警察官の制服を着ていても、採用試験の区分によって昇進の上限、スピード、生涯賃金には埋めがたい格差が存在します。国家公務員一般職(旧国家II種)から採用される「準キャリア」と、各都道府県で採用される「ノンキャリア」を含めた客観的データを比較します。
キャリア 準キャリア 昇進格差の構造において、準キャリアは人気刑事ドラマの登場人物のモデルとしても知られますが、実態としては本省課長補佐や小規模県警の部長・本部長クラス(警視長)が事実上の昇進上限です。警察庁の局長級以上を占める「警視監」のイスは、ほぼ例外なくキャリア組のためにリザーブされています。
警察官僚 年収推移を見ると、若手の警部補・警部時代は激務の割に年収500万〜700万円程度と他省庁の官僚と大差ありません。しかし、40歳前後で警視正へ昇任し「指定職俸給表」の適用視野に入る50代になると、年収は1,500万円を超過し、警察庁長官に登りつめれば各種手当を含めて年収2,300万円前後に達します。さらに地方出向時の公舎貸与や専用車手配など、数字以上の厚遇が用意されています。