実はお酒より危険?専門医が警鐘を鳴らす「肝臓に悪い食べ物」の真相
実はお酒より危険?専門医が警鐘を鳴らす「肝臓に悪い食べ物」の真相とは一体何なのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。
「お酒はほとんど飲まないから自分は大丈夫」という油断こそが、現代における最大の落とし穴だ。近年の消化器内科学の分野で急激に関心を集めているのが、飲酒習慣がないにもかかわらず肝臓に大量の脂肪が蓄積する非アルコール性脂肪性肝疾患の急増である。
「肝臓の脂肪蓄積をもたらす最大の要因は、アルコールではなく『糖質』、とりわけ果糖(フルクトース)の過剰摂取にあります」と警鐘を鳴らすのは、多数の著作を持ちメディアでも活躍する肝臓専門医の栗原毅医師だ。清涼飲料水や加工食品に多用される高果糖液糖は、ブドウ糖と異なり小腸で代謝されにくく、門脈を通って直接肝臓へと流れ込む。その結果、肝臓内で急速に中性脂肪へと変換されてしまうのだ。
さらに近年、カロリーオフを謳う商品に使われる人工甘味料も無視できない存在となっている。代謝バランスや腸内環境への影響を通じてインスリン抵抗性を悪化させ、巡り巡って肝臓への脂肪蓄積を加速させるリスクが指摘されている。