マリーシャープスとタバスコの違いは?辛さ順や販売店を徹底解剖
マリーシャープスとタバスコの違いは?辛さ順や販売店を徹底解剖の真相について、専門知識を詳しくお届けします。
洋食店やピザチェーンのテーブルで最も見かけるペッパーソースといえば、アメリカ・ルイジアナ州生まれのタバスコです。しかし、マリーシャープスを口にした人々が口を揃えて「別次元のソース」と評するのはなぜでしょうか。両者の最大の違いは、主原料の構成と醸造思想にあります。
タバスコは、タバスコ唐辛子に食酢と食塩を加え、ホワイトオーク樽で約3年間熟成させて作られます。そのため、液状でシャバシャバとしており、ツンと鼻に抜けるシャープな酸味とストレートな辛味が前面に出ます。これに対し、マリーシャープスはカリブ海に面した中米ベリーズ原産国の自社農園で育てられた赤ハバネロに、新鮮な「人参(キャロット)」、玉ねぎ、にんにく、ライム果汁、食塩をブレンドして仕立てられています。
野菜をすりおろしたようなとろみのあるテクスチャーを持ち、酸味の角をライム果汁と野菜の甘みが包み込んでいるため、舌に刺さる嫌な尖りがありません。酢の酸味で料理を塗り替えてしまうのではなく、料理が本来持っている脂質や出汁の旨味と一体化する点こそが、料理人や調味料マニアを虜にする決定打となっています。