中期中絶体験談の真実|費用と痛み・死産手続きの現場を徹底取材
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妊娠12週を越えてからの中絶手術は、医学的にも社会的にも「出産」と同等の扱いを受けます。母体保護法指定医のもとで行われるこの処置は、妊娠21週6日(妊娠22週未満)までに完了させなければならず、法律上、1日でも過ぎればいかなる理由があっても手術を行うことはできません。
体験者の記録で最も多く言及されるのが、一般的な初期中絶(日帰りまたは1泊)との歴然とした差です。中期中絶では、閉じた子宮口を器具で徐々に押し広げ、陣痛促進剤を投与して人工的に出産を促すため、入院日数は3泊4日から4泊5日に及ぶケースが標準的です。病院のベッドで陣痛の波に耐え、胎盤を出産するまでのプロセスは、まさに通常の分べんそのものです。
金銭面においても、手術費用・入院基本料・処置料を合わせた中期中絶の費用相場は40万円〜70万円前後(妊娠週数や個室利用、夜間処置の有無によって変動)と高額に跳ね上がります。ただし、見落とされがちな制度として出産育児一時金の適用条件があります。妊娠85日(妊娠12週0日)以降の中絶であれば、死産であっても公的健康保険から原則50万円が支給されます。医療機関が用意する「直接支払制度」を利用できれば、窓口での支払いを差額分(10万〜20万円程度)のみに抑えることが可能です。