千日回峰行で自害した人は実在するのか?掟の歴史と知られざる真相

千日回峰行で自害した人は実在するのか?掟の歴史と知られざる真相の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

日本における千日回峰行には、天台宗の本山である比叡山延暦寺(滋賀県・京都府)で行われるものと、修験道の本山である金峯山寺(奈良県・吉野大峯)で行われる「大峯千日回峰行」の2系統が存在します。それぞれの過酷度と達成実績のデータを以下にまとめました。

項目比叡山延暦寺(天台宗)金峯山寺(大峯修験道)編集部の見解・過酷度の比較総歩行距離約38,400km〜約40,000km
(7年間にわたり実施)約48,000km
(標高差1,300mを往復)大峯は1日の高低差が圧倒的、比叡山は年数と行程の複雑さが極限。最大関門堂入り(どういり)
9日間の断食・断水・不眠・不臥四無行(しむぎょう)
9日間の断食・断水・不眠・不臥どちらも医学的に致死率極大の極限修行。生還率は極めてシビア。歴史的達成者数戦後14名(織田信長の焼き討ち以降で約50名)1300年の歴史でわずか2名(塩沼亮潤氏など)千年以上で両行を合わせても達成者はごくわずかな歴史的偉業。特筆すべき記録酒井雄哉大阿闍梨が千日回峰行を2度満行(1980年・1987年)塩沼亮潤大阿闍梨が1999年に達成、翌年四無行を満行生涯で2度成し遂げた例や、1300年ぶりの満行など奇跡的な境地。
山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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