タランティーノ告発!35Mm絶滅と配信独占の闇を解き明かす

タランティーノ告発!35Mm絶滅と配信独占の闇を解き明かすにまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

監督のジュリア・マルキーゼは、ドキュメンタリー映画『Out of Print』を通じて映画保存協会や世界各地のアーカイビストたちが繰り広げる過酷な闘いを克明に記録した。フィルムの酸性化による自己崩壊「ビネガーシンドローム」は、今この瞬間も倉庫の棚で刻一刻と進行している。映画保存協会が必死の修復作業を続けているものの、膨大なフィルムの山に対して予算と人手は常に圧倒的に不足しているのが実情だ。

文化財としての価値が認められにくいカルト映画やインディペンデント作品ほど、保存の優先順位から漏れやすい。マルキーゼのカメラは、失われゆく映画たちをなんとか歴史に繋ぎ止めようとする人々の焦燥と情熱を痛切に捉えている。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest