三位決定戦はなぜやる?不要論の真相と五輪・W杯の決定的な違い
三位決定戦はなぜやる?不要論の真相と五輪・W杯の決定的な違いとはどのようなものなのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。
Q1:三位決定戦で同点の場合は延長戦やPK戦はある?
A1:サッカーW杯では、決勝戦と同様に前後半90分で決着がつかない場合は15分ハーフの延長戦を行い、それでも同点の場合はPK戦で勝敗を決します。ただし、近年の他の国際親善大会や一部ユース大会では、過密日程による選手の負担軽減を目的に延長戦を行わず、即座にPK戦へ進むレギュレーションを採用するケースが増加しています。
Q2:オリンピックの全競技で三位決定戦は行われるの?
A2:すべての競技で行われるわけではありません。ボクシングや柔道などの格闘技では、安全面への配慮や敗者復活戦システムの都合上、準決勝で敗れた2名双方に銅メダルが授与され、三位決定戦そのものが存在しない競技もあります。サッカー、バスケットボール、バレーボールなどの球技系を中心に、1つの銅メダルを直接争う形式が採られています。
Q3:選手は三位決定戦に対して本音ではどう思っている?
A3:選手の立場や所属国の歴史によって本音は真っ二つに分かれます。W杯優勝を義務付けられているブラジルやドイツのようなメガクラスタの強豪国選手にとっては「屈辱の消化試合」と受け止められがちです。一方で、初のメダル獲得を目指す新興国や、国旗を掲げて表彰台を目指す五輪選手にとっては「国家の威信を懸けた人生最大の決戦」となり、強烈な誇りを持ってピッチに立っています。