出っ歯矯正で横顔は劇的変化する?口ゴボ改善と失敗・後悔の真実
出っ歯矯正で横顔は劇的変化する?口ゴボ改善と失敗・後悔の真実の詳細について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
横顔の審美的な改善度合いを左右する最大の分岐点が、「抜歯を行うか、非抜歯(歯を抜かない)で行うか」という治療方針の決定です。
患者心理としては「健康な歯を抜きたくない」という思いが先行しがちですが、横顔のプロファイルを大きく引っ込めたい場合、非抜歯には構造的な限界が存在します。
第一小臼歯(前から4番目の歯)を左右2本ずつ抜歯した場合、左右合計で約14〜16mmのスペースが生まれます。このスペースを利用して前歯6本を一括して後方へ牽引(アンカー移動)することで、前歯の根元からしっかりと後退させ、口元の突出感を劇的に下げることが可能になります。
これに対し、非抜歯矯正では、奥歯をさらに後方へ移動させる(遠心移動)か、歯の側面をわずかに削る(IPR:ディスキング)、あるいは歯列を横に広げる(拡大)ことによってスペースを捻出します。しかし、非抜歯で確保できる後方移動量は通常1〜3mm程度にとどまります。
その結果、顕著な口ゴボの患者が無理に非抜歯矯正を選択すると、出っ歯 非抜歯矯正 横顔 変わらないという事態に陥ります。歯並び自体は綺麗に整ったものの、口元の突出感や唇の閉じにくさが治療前とほとんど変わらず、「何のために数百万円と数年間を費やしたのか」という深刻な不満につながるケースが後を絶ちません。