自爪を削らない革命?ネイルのフィルインとは|通常オフとの違いと罠
自爪を削らない革命?ネイルのフィルインとは|通常オフとの違いと罠についての最新情報をご紹介します。
メリットが強調されがちなフィルインですが、決して万能の魔法ではありません。施術特性を正しく理解していない場合、通常の全オフ以上に深刻なトラブルに発展するケースが報告されています。
最大のデメリットは、担当ネイリストのマシンワーク技術に爪の運命が100%依存する点です。ベースジェルだけを均一に薄さ0.1ミリ単位で残す工程は、熟練の職人技を要します。マシンビットの回転数や角度、圧力をわずかでも誤れば、ベースジェルを突き破って自爪の甲皮を直接削り込み、溝(リング・オブ・ファイヤー)を作ってしまう危険性があります。
さらに見過ごせないのが「浮き(リフト)の放置」に伴う細菌感染リスクです。フィルイン用のベースジェルは爪との密着性が極めて強固ですが、指先の強い衝撃や過度な水仕事によって一部が浮き上がることがあります。これを「まだ全体がついているから」と放置すると、自爪とジェルの隙間に侵入した湿気や皮脂を餌に緑膿菌が繁殖し、爪が緑褐色に変色する「グリーンネイル」を引き起こします。グリーンネイルが発症した場合、菌が死滅して爪が生え変わるまで数ヶ月間、一切のジェル施術が禁止されます。