その赤い腫れはトコジラミ?ダニ・蚊との違いと激しい痒みの正体
その赤い腫れはトコジラミ?ダニ・蚊との違いと激しい痒みの正体について見逃せない ポイントを分かりやすく解説いたします。
虫刺されの赤い腫れを目にした際、最も重要なのは「刺された部位」「痕の配列」「腫れの質感」の3点です。トコジラミは睡眠中に露出している皮膚を好むため、寝間着から外に出ている顔まわり、首、二の腕、手首、足首などが標的となります。これに対し、イエダニやツメダニは脇の下、内股、下腹部など、衣服に覆われた皮膚の柔らかい部位を潜り込んで刺す傾向があり、発生箇所だけで大きな差異が浮き彫りになります。
さらに見逃せないのが噛み跡の並び方です。トコジラミは血管を探り当てながら吸血するため、少し移動しては再び針を刺す習性があり、2箇所並んで刺される理由もここに起因します。直線状や三角形を描くように2〜3個の赤い丘疹(きゅうしん)が連続して並んでいる場合、トコジラミの可能性が極めて濃厚です。蚊のように刺されて数十分で中心部が白く膨らんで数時間で引く「即時型反応」とは異なり、トコジラミの噛み跡は直径1〜2cmほどの硬結(硬いしこり)を伴う鮮紅色の腫れとなり、簡単には引きません。
ネット上に投稿されるトコジラミ刺され痕の写真を観察すると、初期は蚊の刺され損ないのように見えながらも、掻き壊して中心部が水疱化したり、紫がかった色素沈着へと悪化している事例が散見されます。鑑別の基準を以下の比較表に整理しました。