喉の痛み・咳に効くかりんはちみつ漬けの作り方と黄金比レシピ
喉の痛み・咳に効くかりんはちみつ漬けの作り方と黄金比レシピの詳細解説をお届けします。専門的な知識がチェックできます。
市場や直売所では、「かりん」と外見がそっくりな「マルメロ」が同じ棚に並んでいたり、地域によってはマルメロを「かりん」と呼ぶ慣習(長野県諏訪地域など)があります。しかし植物学的には別属の果実です。
かりんとマルメロの見分け方
- かりん(バラ科ボケ属):果皮がつるつるしており、細長い楕円形。表面に産毛はなく、樹皮がまだら模様に剥がれる特徴がある。
- マルメロ(バラ科マルメロ属):果実全体にフェルト状の細かい産毛(綿毛)が生えており、洋なしのような丸みを帯びた形状。
薬効成分であるアミグダリンの含有量はかりんの方が豊富ですが、マルメロも同様にはちみつ漬けやシロップ作りに使用可能です。マルメロを使用する場合は、表面の産毛を布巾やタワシでしっかりと擦り落としてから仕込みます。
「かりんの渋み」に関する大きな誤解
「アク抜きのために塩水に長時間浸けるべきか」という疑問を多く見かけますが、長時間の水晒しは水溶性の有効成分や芳香成分を流出させてしまうため厳禁です。かりんの渋み成分(タンニン)は、はちみつの糖分や酸と結合して熟成が進むにつれて不溶化し、渋みを感じなくなります。余計なアク抜き処理は行わず、切ってすぐに漬け込むのが正解です。