グリーンネイルは自然治癒する?放置厳禁の理由と皮膚科の治療法を徹底解説!
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一口にグリーンネイルといっても、菌が繁殖している深度や感染期間によって状態は大きく異なります。適切な対処を行うためには、グリーンネイルの軽度と重度の違いを正確に見極める必要があります。
初期の軽度段階では、爪の最表面(爪甲浅層)に薄い黄緑色の色素がうっすらと付着している程度で、自覚症状としての痛みや痒みは一切ありません。この段階であれば、ジェルを完全にオフしてエタノール消毒を行い、患部を乾燥状態に保ちながら爪が伸びるのを待つことで、グリーンネイルの自然治癒のような経過をたどることもあります。
しかし、緑色が濃いオリーブ色や黒褐色へ変化している中等度〜重度の状態は全く別物です。緑膿菌が爪甲の層間深くまで侵入しているか、あるいは爪甲と皮膚が密着している「爪床(そうしょう)」にまで達している可能性が高くなります。爪甲剥離症(爪が下層の皮膚から浮き上がって剥がれる疾患)やカンジダ感染症、白癬(爪水虫)などの基礎疾患を併発しているケースも珍しくありません。
「痛くないから」「見栄えが悪いから」と、変色した上から再びジェルネイルやマニキュアを重ねて隠蔽する行為は極めて危険です。酸素を嫌い湿気を好む緑膿菌を密封し、増殖を爆発的に加速させます。最悪の場合、爪床の深部組織に細菌が浸潤して爪の変形や脱落、周囲の化膿性炎症(爪囲炎)を引き起こし、元の健康な爪が生え揃うまでに年単位の歳月を要することになります。