秋元康の歴代アイドル年表|おニャン子から僕青まで40年の光と影
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ネット上の掲示板やSNSでは、「秋元康がすべてのグループの全楽曲、衣装、選抜メンバーを手取り足取り決めている」というイメージが定着していますが、これは半分正しく、半分は大きな誤解です。
実際の制作現場における秋元氏の役割は、極めて明確に分業化されています。秋元氏が最も心血を注ぎ、全責任を負っているのは「全楽曲の作詞」と「初期の基本コンセプト設計」、そして要所における「クリエイティブのジャッジ」です。過去の自著やメディアインタビューで本人が繰り返し語っている通り、毎日の劇場の公演管理やメンバーの生活指導、日々のスケジュール調整といったマネジメント実務は、各運営会社やレコード会社、専属のチーフマネージャーに完全に委ねられています。
したがって、「秋元康プロデュース」と銘打たれていても、母体となる運営企業(ソニー・ミュージック、AKS/Vernalossom、エイベックス、オーバースなど)の資本力やプロモーション戦略によって、現場の待遇や活動環境は大きく異なります。ネット上で批判されがちな運営トラブルやスキャンダル対応の遅れをすべて「秋元康個人の責任」とする見方は、現代の巨大メディアコングロマリットの構造を無視した短絡的な認識と言わざるを得ません。