電車内の化粧はアリ?ナシ?乗客の本音と不快に感じる意外な真相
電車内の化粧はアリ?ナシ?乗客の本音と不快に感じる意外な真相の疑問点について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。
では、電車の中で化粧をする行為は法的に何らかの違反にあたるのだろうか。法律の専門家に見解を求めた。
結論から言えば、電車内でメイクをすること自体を直接処罰する法律は存在しない。国土交通省が定める鉄道営業法や各鉄道事業者の運送約款においても、化粧行為そのものを一律禁止・罰則の対象とする規定はないのが実情だ。
ただし、例外はある。例えば、揺れる車内でアイライナーやマスカラを塗る際、不注意で隣の乗客の目や服を汚してしまった場合には、民法上の損害賠償責任(過失傷害や器物破損に相当する損害)が発生する可能性がある。また、香水や匂いの強い制汗スプレーなどを大量に使用し、周囲の乗客に体調不良を引き起こさせた場合は、軽犯罪法や威力業務妨害罪が取り沙汰されるリスクもゼロではない。法的な違反にならずとも、トラブルが生じた際の過失割合は高くなることを認識しておくべきだ。