地震の横揺れはなぜ起きる?縦揺れとの違いと命を守る新常識

地震の横揺れはなぜ起きる?縦揺れとの違いと命を守る新常識の疑問点について、専門知識を基に徹底解説します。

Q1:横揺れが始まる直前に「ゴオオ」という地鳴りや小刻みな揺れを感じるのはなぜですか?
A1:震源から最初に到達する「P波(縦波)」が地表や空気を振動させて音(地鳴り)や初期微動を生み出しているためです。その数秒から十数秒後に、本命である破壊力の強い「S波(横波)」が到達し、本格的な横揺れが始まります。この最初の予兆を感じた段階で即座に身を守る行動を取ることが極めて重要です。

Q2:高層ビルの上層階で横揺れが数分間収まらない場合、どこへ逃げるべきですか?
A2:揺れている最中に慌てて階段やエレベーターへ逃げようとするのは厳禁です。激しい横揺れと共振の中では歩行すら困難であり、転落事故の原因になります。まずは頑丈なデスクの下に潜り込むか、柱の近くなど構造的に強く物が倒れてこない場所で頭部を保護し、揺れが完全に収まるまでその場で耐え抜くのが基本原則です。

Q3:地震が起きていないのに体がフワフワ揺れているように感じる「地震酔い」は、どうすれば治りますか?
A3:過度の恐怖や長時間の揺れ体験によって内耳の平衡感覚と自律神経が乱れることで生じる症状です。スマートフォンの画面を長時間凝視するのをやめ、遠くの安定した風景を眺めたり、深呼吸を繰り返して安静を保ってください。市販の乗り物酔い止めの服用も医学的に効果が認められています。数日経ってもめまいや吐き気が改善しない場合は、耳鼻咽喉科や心療内科の受診を推奨します。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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