サナダムシとは?体長10Mの生態・感染経路とダイエットの真相

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「サナダムシを体内で飼えば、いくら食べても太らない」という奇妙な噂を耳にしたことがある人は少なくないはずです。いわゆるサナダムシダイエットの真相は、医学的根拠を完全に欠いた危険極まりない俗説です。

この話の発端は、20世紀初頭に欧米で流通したとされるサナダムシの卵入りピルや、名オペラ歌手マリア・カラスの激減量にまつわる都市伝説にあります。しかし、現代の医学界においてこの手法は断じて肯定されません。

寄生によって体重が落ちる場合、それは脂肪が燃焼したのではなく、栄養失調や慢性的な下痢による脱水・衰弱に過ぎません。さらに、万が一豚肉由来の「有鉤条虫」の幼虫が体内に入った場合、幼虫が血流に乗って脳や筋肉、眼球へと移行し、嚢胞を作る「有鉤嚢虫症」を発症するリスクがあります。最悪の場合、失明や重度の神経障害、痙攣発作を引き起こし、命を脅かす事態に発展します。美や健康を求める代償としてはあまりに代償が大きすぎます。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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