きゅうりの育て方|収穫倍増を叶える摘芯の正解と親づる・子づる整枝の極意
きゅうりの育て方|収穫倍増を叶える摘芯の正解と親づる・子づる整枝の極意の全貌を詳しく解説してご紹介します。
家庭菜園で最も失敗が少ない「1本仕立て(親づる主軸仕立て)」をベースに、具体的な切る位置と本葉の枚数基準を段階別に解説します。
ステップ1:下から「第5節」までのわき芽・花芽は完全除去
苗を植え付けて活着すると、株元から勢いよくわき芽が伸びてきます。しかし、株元から第5節目(下から本葉5枚目)までに出るわき芽、花芽、巻きひげは、すべて小さいうちに指で摘み取ります。
家庭菜園愛好家が最もためらう「初期の小さな実を取る」という行為ですが、ここを放置すると初期生育の養分が最初の数本に奪われ、根の張りが極端に悪化します。足元の風通しを確保し、株全体の土台(根群と主茎)を作るための必須工程です。
ステップ2:親づる摘芯のタイミングは「本葉20〜25枚(支柱の頂点)」
第6節以降から上に出る子づるは残し、親づるを真っ直ぐ上へ誘引していきます。親づるが支柱の天辺(地上高約1.8m〜2.0m、本葉の枚数にして20〜25枚程度)に達したタイミングで、成長点の先端をハサミで切り落とします。これが「親づるの摘芯」です。
支柱の高さを超えて放置すると、頭頂部が重くなり風で倒伏するリスクが高まるほか、上部にばかり水分が吸い上げられて下部の実の肥大が止まってしまいます。
ステップ3:子づる・孫づるの仕立て方(1〜2葉残しの摘芯)
親づるを摘芯すると、第6節以降の各節から勢いよく「子づる」が伸びてきます。子づるの管理手順は以下の通りです。
- 子づるの摘芯:子づるに雌花(きゅうりの赤ちゃん)が1〜2個ついたら、その先の葉を1枚(または2枚)残して先端を摘芯します。
- 孫づるの仕立て方:子づるの葉の付け根からさらに「孫づる」が伸びてきます。孫づるも同様に、実を1個確認したらその先の本葉1枚を残して摘芯します。
この「葉を1枚残して止める」ルールを徹底することで、葉で作られた光合成産物がすぐ隣の果実へダイレクトに供給され、曲がりや空洞のないまっすぐなきゅうりが次々と育ちます。