手足の皮がむける原因と見分け方|汗疱や水虫のサインと正しい対処法

手足の皮がむける原因と見分け方|汗疱や水虫のサインと正しい対処法の特集記事をお届けします。役立つ情報が満載です。

皮膚科の外来において、患者が受診を先延ばしにする最大の要因が「かゆみがないこと」です。「かゆくないから大したことはない」という認識は、医学的には誤りです。かゆみを伴わない手足の皮むけには、以下のような特有の疾患群が関係しています。

代表例が角質剥離症(剥脱性角質融解症)です。十代から青壮年の手足多汗症を持つ人に多く、赤みやかゆみを伴わずに、突然指先や手のひらの皮がドーナツ状に浮き上がって剥がれます。汗腺の機能異常や角質細胞間の接着不全が関与していると考えられており、刺激を避けて保湿を行うことで数週間で軽快します。

一方で注意を要するのが、抗がん剤治療や分子標的薬の投与中に現れる手足症候群(手足皮膚反応)です。初期症状として手のひらや足裏のチクチク感、赤み、乾燥による皮むけが現れ、進行すると水ぶくれや激しい痛みを引き起こし、歩行困難やボタンの留め外しができない事態に発展します。がん化学療法を受けている方は、皮むけの予兆段階で速やかに主治医へ報告しなければなりません。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest