志村けんが生涯愛した焼酎の真実|幻の銘柄伊佐美と麻布十番の夜
志村けんが生涯愛した焼酎の真実|幻の銘柄伊佐美と麻布十番の夜の主要なニュースをコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。
お酒好きで知られた志村けんさんが、自宅の晩酌から楽屋、行きつけの飲食店に至るまで常に手元に置いていたとされるのが、鹿児島県伊佐市にある蔵元・甲斐商店が造る芋焼酎「伊佐美(いさみ)」です。
「森伊蔵」「魔王」「村尾」のいわゆる“3M”がプレミアム焼酎として世を席巻する以前から、焼酎通の間で「元祖・幻の焼酎」と称されていた銘柄がこの伊佐美でした。黒麹仕込みならではの重厚なコクと、サツマイモ本来の甘く華やかな香りが口いっぱいに広がる味わいは、まさに本格芋焼酎の最高峰と呼ぶにふさわしい仕上がりを誇ります。
関係者の証言によると、志村さんは数十年にわたりこの伊佐美に惚れ込み、どれほど高級なウイスキーやヴィンテージワインが並ぶ席であっても、最終的には伊佐美のグラスを傾けていたといいます。流行に左右されることなく、自らの舌が認めた本物の味を静かに愛し続ける姿勢は、妥協なき笑いを追求し続けた舞台人としての生き様そのものでした。