リカちゃんの髪の毛をサラサラに!柔軟剤とお湯パーマの復活ケア術

リカちゃんの髪の毛をサラサラに!柔軟剤とお湯パーマの復活ケア術の総合ガイドをご紹介します。役立つ情報がチェックできます。

リカちゃんの髪の毛が激しく絡み合ったり、手触りが悪くなったりする背景には、素材特有の物理的・化学的性質が深く関係しています。現在流通している多くのリカちゃんには、「サラン(ポリ塩化ビニリデン)」と呼ばれる合成繊維が採用されています。非常にしなやかでドール特有の上品な艶を放つ反面、乾燥した空気中での摩擦によって強力な静電気を帯びやすい弱点を持っています。

子どもが手で触れる際の摩擦や衣服との擦れによって静電気が発生すると、繊維同士が引き合って微細な結び目を作り、それが放置されることで巨大な毛玉のような「ボサボサ状態」へと悪化します。さらに無理な力でブラッシングを強行すると、細い繊維が引き伸ばされて縮れ、いわゆる「チリチリ毛」へと変質してしまいます。

長期間保管していたリカちゃんの頭部がベタつく現象は、ホコリや皮脂の付着だけが理由ではありません。ヘッド部分の塩化ビニール樹脂に含まれる「可塑剤(かそざい)」と呼ばれる柔軟成分が、経年劣化や高温多湿によって表面にしみ出し、髪の根元に移行することで頑固なベタつきを引き起こします。このベタつきが空気中の微粒子を吸着し、絡まりをさらに強固にしてしまう悪循環を生み出しているのです。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest