加味逍遥散の効果と副作用|更年期やイライラへの真実を徹底検証

加味逍遥散の効果と副作用|更年期やイライラへの真実を徹底検証の最新情報をお届けします。専門的な知識が詰まっています。

東洋医学において、健康な身体は「気(エネルギー)」「血(血液・栄養)」「水(体液)」の3要素が円滑に巡ることで維持されると考えられています。加味逍遥散が標的とするのは、血が不足して栄養が行き届かない「血虚(けっきょ)」と、ストレスによって気の巡りが滞る「気滞(きたい)」が同時に生じている病態です。

気の滞りが長引くと、行き場を失った気が熱へと変化して身体の上部に突き上げる「気逆(きぎゃく)」や「上熱下寒(下半身が冷えて上半身がのぼせる状態)」を引き起こします。これが、更年期障害特有のホットフラッシュや激しいイライラ、頭痛の正体です。

加味逍遥散は、自律神経を安定させる柴胡(サイコ)や芍薬(シャクヤク)、血を補う当帰(トウキ)・白朮(ビャクジュツ)・茯苓(ブクリョウ)に加え、こもった熱を冷ます山梔子(サンシシ)と牡丹皮(ボタンピ)を配合した計10種類の生薬で構成されています。この緻密な組み合わせにより、乱れた自律神経を鎮め、ホルモンバランスの変動に伴う精神不安やPMSの諸症状を穏やかに和らげます。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest