もち米が炊飯器でベチャつく理由とは?黄金比とプロ直伝の炊き方完全版
もち米が炊飯器でベチャつく理由とは?黄金比とプロ直伝の炊き方完全版について知っておくべき 事実を分かりやすく解説いたします。
家庭料理の現場では、急におこわが食べたくなったものの手元にもち米がないという事態も起こり得ます。そうした場合に役立つ知恵と、ネット上で流布されている誤った情報の真偽を検証します。
普通のうるち米で代用する裏技
「もち米の代用として普通の米を使うことは可能なのか」という疑問に対し、最も完成度が高く定評のある手法が「うるち米+市販の切り餅」を組み合わせる技です。うるち米2合に対して、市販の角餅1個(約50g)を4〜6等分に薄くカットして上にのせ、通常通りの水加減で炊飯します。
炊飯中に溶け出した切り餅のアミロペクチンがうるち米の一粒一粒をコーティングし、驚くほど本格的なおこわのモチモチ感が再現されます。炊き上がったら、溶けた餅が全体に均等に絡むよう手早く底からかき混ぜるのがコツです。
劣化を防ぐもち米の冷凍保存方法
もち米は炊いた直後が最も美味しい状態ですが、適切に処理すれば長期間美味しさを維持できます。もち米の冷凍保存方法における絶対的な鉄則は、「炊き立てのアツアツの状態で、1食分ずつラップにふんわり包み、粗熱が取れたらアルミホイルを巻いて急速冷凍する」ことです。
もち米のアミロペクチンは、うるち米に比べて冷めてもデンプンの老化(β化)が遅い特性を持っていますが、乾燥と緩慢な冷却には非常に弱い性質があります。常温で長時間放置したり、冷蔵庫(デンプンが最も劣化しやすい0〜4℃前後)で保存したりすると、ボソボソとしたゴムのような食感に変化してしまいます。解凍する際は自然解凍を避け、電子レンジで蒸気が上がるまでしっかりと再加熱することで、炊き立ての弾力が見事に蘇ります。冷凍での保存目安は約1ヶ月です。