服のダウンとは?中綿・フェザーとの決定的な違いと失敗しない選び方を徹底解説
服のダウンとは?中綿・フェザーとの決定的な違いと失敗しない選び方を徹底解説について知っておくべき ポイントを厳選して解説いたします。
天然羽毛のダウンジャケットであっても、鳥の種類や羽毛の発達度合いによってグレードが大きく分かれます。
グースダウンとダックダウンの性能差
水鳥の種類は主に「グース(ガチョウ)」と「ダック(アヒル)」の2つです。
体が大きいグースから採取される羽毛は、1つひとつのダウンボールが巨大で密度の高い空気層を作ることができます。油分が少なく動物特有のにおいが抑えめで長持ちするため、ハイエンドなアウターには「ホワイトグース」や親鳥から採れる「マザーグース」が採用されます。一方のダックは羽毛がやや小ぶりで安価に入手できますが、適切な洗浄処理が行われていない製品だと湿気の多い日に特有のにおいを感じるケースがあります。
品質表示でチェックすべき「フィルパワー(FP)」の基準値
羽毛の品質を表す世界標準の指標がフィルパワー(Fill Power = FP)です。30グラムの羽毛に圧力をかけ、どれだけふっくらと押し戻すか(容積)を立方インチで測定した数値です。数値が高いほど、少ない羽毛量で多くの空気を蓄えられる「軽くて暖かいダウン」であることを示します。
- 550FP以下:一般的な標準レベル。やや重量があり、初冬や街着の入門モデル向き。
- 600〜700FP:良質ダウン。都市部の冬を快適に乗り切るタウンユースの最適基準。
- 750〜850FP:高品質〜超高品質。極寒地対応のアウターや登山用ギア、高級ブランドに採用されるクラス。
- 900FP以上:最高峰のプレミアムダウン。圧倒的な軽さと異常な保温力を誇る最高級スペック。