ムカデに刺されたら冷やすな?激痛防ぐ温水処置と病院受診の判断基準
ムカデに刺されたら冷やすな?激痛防ぐ温水処置と病院受診の判断基準に関する気になる情報を初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
温水洗浄による初期対応を終えた後、自宅ケアを継続する場合や医療機関受診までの応急措置として不可欠となるのが外用薬の塗布です。ここでドラッグストアの棚から「何を選ぶか」によって、炎症の収束速度は劇的に変わります。
結論として、清涼成分(メントールやカンフル)を主成分とする液体かゆみ止めや、非ステロイド系の抗ヒスタミン単剤では、ムカデ毒が引き起こす強烈な炎症反応に対抗できません。選択すべきは強い抗炎症作用を持つステロイド外用薬(ステロイド軟膏)です。
日本の薬局で購入可能な一般用医薬品(OTC医薬品)のステロイドには強さのランクが存在します。ムカデ刺傷に対しては、市販で購入できる最高ランクである「ストロング(第3群)」または「ウィーク(第5群)〜ミディアム(第4群)」のアンテドラッグステロイドを選択してください。
- 推奨される有効成分:吉草酸酢酸プレドニゾロン(PVA)、ヒドロコルチゾン酪酸エステル、ベタメタゾン吉草酸エステルなど
- 剤形の選択:傷口が浸出液で湿潤している場合やアレルギーを起こしやすい状態では、刺激の少ない「軟膏タイプ」が最適であり、「クリーム」や「アルコール含有ローション」は激しいしみる痛みを伴うため避けるのが賢明です。
軟膏を塗布する際は、患部を擦り込まずに、清潔な指で盛り上がるように厚めに乗せ、必要に応じてガーゼで保護してください。局所を強く揉んだり圧迫したりすると、皮下に残存する毒素を周囲の正常組織へ拡散させてしまうため注意が必要です。