ユニバで津波が来たらどうなる?水没リスクと避難ビルの安全性を徹底検証

ユニバで津波が来たらどうなる?水没リスクと避難ビルの安全性を徹底検証に関する基本知識を徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。

ネット上で囁かれる「USJ水没説」の真偽を確かめるため、行政が公表する客観的数値とパークの地形データを照合しました。大阪府が南海トラフ巨大地震(マグニチュード9クラス)を想定して作成した津波浸水想定データによると、大阪湾(此花区沿岸部)における津波の想定最大波高は約3.5m〜5.1mとされています。

これに対し、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの敷地は開発時に大規模な盛り土とかさ上げ工事が施されており、パーク内の平均海抜・標高は約5.0m〜6.0mを確保しています。さらに大阪港外郭には高さT.P.+6.8m〜7.2mの堅牢な防潮堤・水門ゲートが整備されており、これらが機能すれば浸水を大幅に遮断できます。

防災項目・指標詳細・数値データ一般的な沿岸部の相場・基準編集部の見解・安全性評価敷地の海抜(標高)約5.0m〜6.0m(造成地)海抜0m〜2.0m(下町低地)周辺低地より大幅に高く、直接の浸水リスクが抑えられている。想定される最大津波高約3.5m〜5.1m(大阪湾満潮時)太平洋沿岸で10m〜30m超湾奥のため外洋に比べ波高が減衰し、敷地高と同等以下にとどまる。津波の第一波到達時間地震発生後約100分〜110分太平洋沿岸で数分〜20分約1.5時間以上の避難猶予時間があり、秩序ある垂直避難が十分に可能。ハザードマップ浸水予測パーク内:0m〜一部0.3m未満
外周低地:0.5m〜2.0m沿岸部全域で床上浸水以上パーク内部は孤立リスクこそあれど、生命を脅かす水没の可能性は極低。

太平洋側の開放的な海岸とは異なり、瀬戸内海・大阪湾の奥部に位置するUSJ周辺は、紀淡海峡や友ヶ島水道を通過する過程で波のエネルギーが減衰します。さらに地震発生から津波の第一波が到達するまでに約1時間40分〜2時間弱のタイムラグがあります。この猶予時間は、数万人のゲストを整然と上層階や避難ビルへ移動させる上で決定的な安全マージンとなります。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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