実写版『北斗の拳』はなぜ黒歴史に?ハリウッド映画の真相と配信
実写版『北斗の拳』はなぜ黒歴史に?ハリウッド映画の真相と配信の具体的な内容に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
ストーリーの改変には賛否があったものの、実写映画キャストのアクションパフォーマンスそのものは現在でも高く評価されています。
主人公ケンシロウを演じたのは、イギリス出身の本格派マーシャルアーティストであるゲイリー・ダニエルズ。極真空手やキックボクシングのバックボーンを持ち、キレのある足技やスピード感あふれる突きは本物のアクション俳優ならではの迫力でした。後年、彼はシルヴェスター・スタローン監督の『エクスペンダブルズ』にも出演するなど、アクション映画界で確固たるキャリアを築いています。
宿敵シン役を務めたのは、『ソウ』シリーズのホフマン刑事役で世界的人気を得ることになるコスタス・マンディロア。冷酷でありながらユリアへの執着を覗かせるシンの狂気を、甘いマスクとシャープな身のこなしで見事に表現しました。また、ヒロインのユリア役には鷲尾いさ子が起用され、東洋的な気品ある佇まいで作品に華を添えています。
さらに特筆すべきは、ケンシロウの師父リュウケン役に『時計じかけのオレンジ』で知られる名優マルコム・マクダウェルがキャスティングされていた点です。名優の無駄遣いと評されることもありますが、映画全体の重厚感を底上げする重要なピースとなっていました。