さつまいもの植え付けで収穫量が激変?失敗しない時期と甘く育てるプロの裏技

さつまいもの植え付けで収穫量が激変?失敗しない時期と甘く育てるプロの裏技の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

市民農園利用者やSNS上の菜園コミュニティを調査すると、植え付けから2週間の間に最も多くの相談が寄せられています。特に多いのが「植えた翌日から苗がグッタリ横たわり、枯れ葉剤を撒いたようになってしまった」という悲鳴です。

実態として、さつまいもの苗は植え付け後3〜5日間、葉の水分が抜けて完全に地面に倒れ伏すのが通常の生理現象です。この姿を見て焦った初心者が、毎日朝晩と大量の水を注ぎ込んで土を泥濘化させ、結果として地温を下げて根腐れを誘発させてしまうケースが後を絶ちません。

適切なさつまいも水やり頻度の鉄則は、「植え付け当日にたっぷり注水し、その後は原則として自然の降雨に任せる」ことです。植え付け時にマルチの植え穴から底土まで水が染み渡るよう十分に与えたら、以後は土壌表面がカラカラに乾いても追加の水やりは控えます。土が乾くことで、苗は水分を求めて地中深くまで必死に新しい根(不定根)を伸ばそうとするからです。

確実な苗活着の見分け方は、倒れた茎の先端(生長点)を観察することです。植え付けから7〜10日が経過した頃、ぐったりしていた先端が太陽に向かってツンと上を向き始め、中央から小さく艶やかな黄緑色の新芽が開き始めれば活着完了のサインです。下葉が2〜3枚黄色くなって落ちても、成長点が生きていれば全く問題ありません。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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