徹夜のギネス記録は何時間?危険すぎて公式更新が停止された衝撃の真相

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1964年1月、サンディエゴの高校生だったランディ・ガードナーは、科学フェアの自由研究として前代未聞の不眠実験を企てた。彼の目的はシンプルだった。「人間は何時間起き続けられるのか」。同行した友人と共に始まったこの無謀な試みは、やがて全米の注目を集める巨大プロジェクトへと変貌していく。

実験の途中で事態の深刻さに気づいた研究陣は、急遽スタンフォード大学の睡眠研究者ウィリアム・デメント博士を現地に派遣した。博士の観察下で、ランディはカフェインや覚醒剤などの薬品を一切使わず、単にピンポンやバスケットボールをして体を動かし続けることで眠気を紛らわせた。結果、264時間44分という驚異的な不眠記録が達成されたのだ。

だが、快挙の裏で彼の認知機能は崩壊の一途をたどっていた。実験4日目には自分が標識看板だと錯覚する重度の幻覚が発現。さらには「自分はフットボール選手だ」と思い込む妄想や、短期記憶の完全な喪失、ろれつが回らない言語障害に見舞われた。勝利の笑顔の陰で、彼の脳は悲鳴を上げていたのだ。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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