五月の蝿の読み方は?うるさいとの違いとRadwimps歌詞の真相
五月の蝿の読み方は?うるさいとの違いとRadwimps歌詞の真相についての疑問解決ガイドをお届けします。
「五月の蝿」という文字列に接した際、真っ先に生じるのが読み方の疑問です。結論から述べると、対象が「慣用表現」「古典文学」「音楽作品」のいずれであるかによって、正解となる読み方は完全に分かれます。
日本語の歴史において、「五月蝿」という漢字の組み合わせは、旧暦5月(現在の初夏・6月頃)にハエが一斉に発生し、ブンブンと音を立てて飛び回る様子が極めて煩わしいことに由来します。ここから、漢字の意味をそのまま読ませずに日本語の訓を当てはめる「熟字訓」として「五月蝿い(うるさい)」という訓読みが定着しました。
さらに遡ると、日本神話の『古事記』や『日本書紀』には「五月蝿(さばえ)なす荒振る神々」という一節が登場します。これは「五月の蝿のように群がり騒ぎ立てる神々」を意味し、古語の世界では「さばえ」と読まれていました。一方、現代において助詞の「の」を挟んだ「五月の蝿」と表記する場合、ほぼ100%の確率でロックバンド・RADWIMPSの楽曲「五月の蝿(ごがつのはえ)」を指しています。