高輪ゲートウェイ炎上の真相|公募130位と明朝体騒動の結末

高輪ゲートウェイ炎上の真相|公募130位と明朝体騒動の結末に関する深掘り解説を分かりやすく解説いたします。

駅名選定の火種が燻る中、2020年3月14日の暫定開業直前に新たな炎上騒動が勃発しました。それが現在もデザイン界隈で語り継がれる「駅名看板の明朝体フォント問題」です。

高輪ゲートウェイ駅の駅舎デザインは、世界的な建築家・隈研吾氏が手掛けました。日本の伝統的な折り紙をモチーフにした大屋根、障子を思わせる白い膜構造、ふんだんに配された福島県産の木材(スギ)など、和モダンと開放感を融合させた建築自体は高い評価を受けていました。ところが、その正面エントランスに掲げ出された巨大な駅名サインを見た人々は息を呑みました。

そこに刻まれていたのは、JR東日本の統一規格である「新ゴ(ゴシック体)」でも、建築に合わせた独自の書き下ろしサインでもなく、極めてオーソドックスな「明朝体」だったのです。しかも、文字の太さ(ウェイト)が建築のスケール感に対して細く、文字間(カーニング)の調整にも不自然さが目立ちました。

SNSやネット掲示板では、駅舎の写真とともに辛辣な批判が爆発しました。
「隈研吾の繊細な建築に、初心者がPowerPointで作ったデフォルト文字を貼り付けたかのようだ」
「建築の和モダンと明朝体のミスマッチが事故レベル」
「遠くからの視認性が著しく低く、鉄道インフラの案内板として機能不全を起こしている」

タイポグラフィの専門家やデザイナーたちからも、文字の配置バランスや視覚的重心の破綻を指摘する声が続出しました。JR東日本側は「和のイメージを大切にし、木を基調とした駅舎の雰囲気に調和させる意図で明朝体を採用した」と説明しましたが、デザイン意図の消化不良が露呈する形となり、駅名問題に続く「二重の炎上」として世論の失笑を買う事態となったのです。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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