ワッペン手縫いの付け方徹底解説!剥がれ知らずの目立たないプロ技

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失敗のない手縫いを実現するためには、まず土台となる道具選定が成否の7割を握ります。特にワッペン手縫い糸の種類と選び方においては、用途と生地に合致した糸を正しく選択することが必須条件です。

一般的な縫製にはポリエステル製ミシン糸(#60)または手縫い用普通地糸(#50)が最適です。綿糸に比べて摩擦に強く、洗濯による縮みや断線が起きにくい特徴があります。一方、厚みのあるアップリケや頻繁に引っ張られる体操服にはボタン付け糸(#30〜#20)を用いると強度が格段に増します。また、「縫い目を一切見せたくない」「多色のワッペンで糸色合わせが困難」というケースでは、ナイロン製の極細モノフィラメント透明糸(0.1mm径前後)が威力を発揮します。

熱に弱いデリケート素材や、アイロン台を出しにくい立体物へのアイロンなし手縫い付け方は、以下の3ステップが基本手順となります。

  1. 仮固定の徹底:縫い始めの段階でワッペンがズレてしまうと、布地に不要なシワやヨレが生じます。まち針で留めるだけでなく、後述する手芸用仮止めテープやマスキングテープを用い、中央から外側へ空気を押し出すように押さえます。
  2. 裏側の玉結び配置:針に糸を通したら1本取り(または負荷が高い場合は2本取り)で端にしっかり玉結びを作ります。表地に玉結びが出ないよう、布地の裏側からワッペンの縁ギリギリの位置に向けて針を刺し出します。
  3. 均一なテンションの維持:手縫いで最も多い失敗は、糸を強く引き締めすぎて生地が引きつれる「パッカリング現象」です。縫い進める際は、指先でワッペンを平らに押さえつつ、糸が布面にふわりと沿う程度の一定の力加減を維持します。
林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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