三温糖と上白糖の違いの真相!体にいい説の誤解と料理別の使い分け術
三温糖と上白糖の違いの真相!体にいい説の誤解と料理別の使い分け術の特集記事をお届けします。役立つ情報が詰まっています。
三温糖と並んで売り場で混同されやすいのが、「きび砂糖」「てんさい糖」「黒糖」です。これらを理解する決定的な鍵は、製造工程における「糖蜜を分離しているか否か」という分類基準にあります。
砂糖は大きく「分蜜糖(ぶんみつとう)」と「含蜜糖(がんみつとう)」の2グループに分かれます。
上白糖や三温糖、グラニュー糖はすべて分蜜糖です。遠心分離機によって植物由来のミネラルや色素を含む糖蜜を徹底して取り除いた精製糖グループです。三温糖の茶色は前述の通りカラメル色素であり、糖蜜が残っているわけではありません。
これに対し、きび砂糖はサトウキビの搾り汁から不純物を沈殿濾過させた後、完全に精製しきらずにミネラル分を残した状態で煮詰めたものです。そのため、サトウキビ本来の風味やミネラルが一定量保持されています。また、黒糖は搾り汁を一切精製せずそのまま煮詰めて固めたもので、ミネラル含有量は砂糖の中で圧倒的に首位を誇ります。
一方のてんさい糖は、寒冷地で育つ甜菜(ビート)を原料とする砂糖です。オリゴ糖を約5%前後含んでおり、腸内環境を整える善玉菌のエサになるという特性を持ちます。自然由来のミネラルや腸活を目的とするのであれば、三温糖ではなく、きび砂糖やてんさい糖、あるいは黒糖を選択するのが科学的に正しいアプローチです。