曙太郎が遺した激闘の軌跡|第64代横綱の栄光と知られざる闘病の真実

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曙の長く過酷な闘病生活を誰よりも近くで支え続けたのが、1998年に結婚した妻のクリスティーン・麗子・カリーナ氏でした。突然の倒伏から7年間、クリスティーン氏は弱音を吐くことなく夫の介護に奔走し、記憶を取り戻すためのリハビリを献身的にサポートし続けました。

夫妻の間には長女と2人の息子がおり、家族一丸となって父を励まし続けた日々は、曙にとって最大の生きる力となっていました。妻への感謝を口にすることが多かった曙の人間味あふれる姿は、病魔に冒されてもなお失われることはありませんでした。

都内で執り行われた「お別れの会」には、かつてのライバルである元若乃花の花田虎上氏をはじめ、角界関係者やプロレスラー、格闘技関係者が多数参列。壇上には現役時代の勇姿を収めた写真が飾られ、誰もがその温厚で情に厚い人柄を偲びました。国境を越え、異なる競技の垣根を越えて愛された曙太郎という人間の大きさが、改めて浮き彫りとなった瞬間でした。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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