ハナミズキの花言葉に怖い意味はある?色別の由来と伝説を徹底解説
ハナミズキの花言葉に怖い意味はある?色別の由来と伝説を徹底解説についての真相をご紹介します。
結論から申し上げますと、植物図鑑や一般的な花言葉の辞典において、ハナミズキに不吉・残酷・呪いといった「怖い花言葉」は一切登録されていません。それにもかかわらずネット上で怖い意味が噂される背景には、キリスト教文化圏に古くから伝わる「ゴルゴダの丘の十字架伝説」が関係しています。
北米原産のハナミズキ(英語名:Dogwood)には、かつてオークの木のように大きく頑丈な大木であったという宗教的な言い伝えがあります。伝説によると、イエス・キリストが処刑される際、その十字架の材料としてハナミズキの木が使われてしまいました。自らの木が救世主を苦しめる道具にされたことを深く悲しんだハナミズキに対し、復活したキリストは憐れみを感じ、次のように告げたとされています。
「今後、二度とハナミズキの木が十字架の材料として使われないよう、幹は細く曲がりくねり、高く成長しないようにしよう。そして、春に咲く花は十字架の形(4枚の花びら)にし、花びらの先端には釘の跡と血の滲みのような赤褐色を残そう」
現在見られるハナミズキの花びら(正確には総苞片と呼ばれる葉の一種)の先端にある独特なくぼみと赤茶色の斑点は、キリストの傷口と血痕を象徴していると解釈されています。この厳粛でどこか痛ましいキリストの十字架伝説のイメージが、現代の日本のインターネット上で断片的に伝播し、「ハナミズキには怖い意味があるらしい」という誤解を生む直接的な引き金となりました。