なぜ強い人は16N-1にする?ポケモンHp調整で勝率が変わる真相を徹底解説
なぜ強い人は16N-1にする?ポケモンHp調整で勝率が変わる真相を徹底解説についての最新情報をご紹介します。
初心者から中級者がインターネット上の育成論をコピーする際、最も頻繁に引っかかるトラップが「オボンのみを持たせているのにHPを奇数にしてしまうミス」です。
オボンのみの発動条件は「最大HPの半分以下になったとき」です。仮にHP実数値を奇数の「201」にしてしまった場合、半分は100.5となり、切り捨てによって「100以下」にならなければ木の実を食べません。この設定で技「はらだいこ」(最大HPの半分を削って攻撃を最大ランクまで上げる技)を使用すると、消費するHPは201÷2=100(切り捨て)となり、残りHPは「101」になります。その結果、HPが半分以下になっていないと判定され、オボンのみが発動せずにその場で無防備に晒されるという悲劇が起きます。マリルリやテツノカイナ等のオボン採用個体において、HPをあえて偶数(4n)に設定するのはこれが理由です。
さらに、「16n-1に固執しすぎて本来耐えるべき一撃で落ちる」という本末転倒な事例も散見されます。たとえば、相手の主力技を耐えるためにHP実数値が「193」必要な局面で、定数ダメージを嫌って「191(16n-1)」まで努力値を削ってしまうケースです。これでは、スリップダメージを1軽減できたとしても、相手の攻撃そのものを受け止められずに一撃で倒されてしまいます。
現在のランクバトルでは「テラスタル」による耐性変化や、「ブーストエナジー」「こだわりアイテム」による火力インフレが激しさを増しています。机上の空論としての倍数調整にとらわれず、「環境に存在する主要なポケモンの攻撃をどの確率で耐えたいのか」という確定数計算が常に最優先されるべきです。