レクザムホール座席の見え方完全検証!大ホールの神席と階別視界・倍率
レクザムホール座席の見え方完全検証!大ホールの神席と階別視界・倍率にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
香川県県民ホールとして1988年に開館し、命名権導入により「レクザムホール」の名で親しまれる同施設は、グランドホールである「大ホール」と、演劇や室内楽に適した「小ホール」の2棟で構成されています。まずはそれぞれのキャパシティと基本レイアウトの全貌を整理します。
大ホールは総客席数2,001席を誇り、四国地方でも屈指の規模を誇ります。フロア構成は1階席から3階席までの3層構造となっており、公式発表の施設データによると座席の配分は以下の通りです。
- 1階席:最大30列・横56席(※最後列の30列目は車椅子スペースとして調整されるケースあり)
- 2階席:最大17列・横62席
- 3階席:最大16列・横68席
小ホールは固定席807席を備えた中規模ホールです。ステージと客席の距離が非常にコンパクトに設計されており、最後列からでも舞台上の役者の細かな表情変化や息遣いまで自然に伝わる高密度な鑑賞体験が特徴です。
大ホールの構造で最も注目すべき物理的特徴は、断面図で確認できる「オーバーハング(重なり合い)」の深さです。平面の座席表では1階席の遥か後ろに2階席や3階席が配置されているように錯覚しがちですが、実際には2階席・3階席の前方ブロックおよび左右のバルコニー席が、1階席の17列目付近の上空までせり出しています。この立体的なせり出し構造が、後述する「2階席前方の方が1階後方よりも視覚的に近い」という特異な鑑賞体験を生み出しています。