パウダーとファンデーションの違いとは?崩れない美肌の新常識
パウダーとファンデーションの違いとは?崩れない美肌の新常識の真相について、最新情報を取りまとめてご紹介します。
根本的な話から整理しよう。日本化粧品工業連合会の定義や化粧品産業の技術資料を紐解くと、両者が目指すゴールはそもそも異なっている。ファンデーションは顔全体の色ムラ、毛穴、シミを覆い、均一な肌色と質感を形成するための「土台」だ。オイル、水分、そして顔料(ピグメント)が絶妙な比率で練り合わされており、肌への密着性を最優先に作られている。
対してフェイスパウダーは、ベースの「固定剤」であり「光のフィルター」だ。顔料の配合率はファンデーションよりもずっと低く、主成分はシリカやマイカ、タルクといった皮脂吸収性や光拡散性を持つ微粒子粉体である。つまり、絵画に例えるならファンデーションはキャンバスを彩る絵の具そのものであり、パウダーはその上に薄く吹きかける定着スプレーや保護ワニスに近い。
この目的の違いを混同したまま「肌を隠したいから」とパウダーを何度も重ねると、粉体が水分を過剰に吸い上げて乾燥崩れを引き起こす。反対に、カバー力を恐れてファンデーションだけをごく薄く塗ってパウダーを省けば、皮脂が分泌された瞬間にドロドロに溶け出してしまう。