おしるしとは?陣痛までの時間・破水との違いと危険な出血の見分け方

おしるしとは?陣痛までの時間・破水との違いと危険な出血の見分け方の背景について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

おしるしの性状は人によって千差万別ですが、色と量から「経過観察でよい安全な出血」か「直ちに医療介入が必要な危険な出血」かを冷静に見極める必要があります。

一般的に、おしるしの色は「ピンク色」「淡い赤色」「茶褐色(チョコレート色)」であることが大半です。特に茶色や褐色の出血は、子宮内で出血してから体外に排出されるまでに時間が経過し、血液中のヘモグロビンが酸化したものです。助産師外来の現場でも「茶色いおりものが出た」という相談に対しては、腹痛や破水感がなければ落ち着いて様子を見るよう指導されることが通例となっています。

一方で、警戒しなければならないのがおしるし茶色と鮮血の危険度の差です。微量の鮮血が粘液に混ざる程度であれば生理的なおしるしの範疇ですが、鮮紅色の血液が持続的に流れ出たり、生理2日目を上回るようなまとまった出血が見られたりする場合は極めて危険です。その代表例が常位胎盤早期剥離と危険な出血です。これは赤ちゃんが産まれる前に胎盤が子宮壁から剥がれてしまう産科救急疾患で、母子ともに生命の危機に直結します。下腹部に板のように硬くなる持続的な激痛(板状硬満)がある場合や、明らかな鮮血が止まらない場合は、一刻を争うため即座に救急車を呼ぶか、かかりつけ産院の緊急ダイヤルへ連絡しなければなりません。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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